鉄線および帯鋼製造設備高炭素ライン
高炭素鋼ワイヤー向け生産ライン
FIB GROUPは、独自のパテンティングシステムと、電気式・ガス式を問わず加熱技術を完璧に制御するノウハウを活かし、鉛フリー技術を含むパテンティングラインを世界中で設計・製造・組立しています。FIB GROUPは、作業者・環境・建物に対して最高レベルの安全性を備えた炉を、世界で最も多く供給してきました。
また、高炭素鋼ワイヤー向けの熱処理および表面処理ソリューションを幅広く提供しています。さらに、パテンティングと焼鈍処理(アニーリング)の両方に対応可能なハイブリッドラインの設計・製造・設置も行っています。
FIB製設備による製品出力時の温度を完全に制御することで、均一で高品質な製造が可能となります。
FIB GROUPの設備設計は、以下を実現します:
- 運用コストの削減
- エネルギー消費の削減
- 市場ニーズに応じた拡張性の確保
パテンティング
パテンティングには、2つの明確な工程があります。
第一工程では、鋼線を920℃まで加熱します。この加熱は、オープンファイア炉、チューブ炉、またはCO₂フリーの誘導加熱炉にて行われます。
第二工程では、鋼線を特定の冷却装置により等温冷却曲線に従って急冷します。
環境に配慮した技術は、FIB GROUPのソリューションの一部です。
- パテンティング・溶融亜鉛めっき・Zn-Alライン
- パテンティング・リン酸塩処理ライン

- パテンティング・石けん/石灰処理ライン
- 油冷式パテンティングライン

超高引張強度の溶融亜鉛/Zn-Alめっき鋼線
FIB GROUPは、ワイヤーを溶融亜鉛またはZn-Alでめっきする前に、ワイヤードローイングで使用された石けんを除去する各種技術に精通しています。
- 亜鉛めっき用脱脂ライン
- Zn-Alめっき用脱脂ライン

スチールコード拡散処理装置
FIB GROUPは、タイヤ製造の要求に応える高品質な鋼線を生産するためのソリューションを提供しています。
- 誘導加熱ソリューション
- 流動床拡散処理ソリューション

FIB Academy
FIB Academyでは、FIB GROUPの顧客が、環境への影響を抑えつつ高品質なワイヤー製造のためのFIB認証を取得することができます。
すべてのFIBラインには4.0対応のデジタルソリューションを搭載可能です
- データ取得
- 遠隔診断
- 遠隔メンテナンス
- トレーサビリティ
- 品質管理
- トラブルシューティング分析
FIBソリューションを選ぶ理由
- システムの持続可能性
- カスタマイズ設計
- グローバル対応
- 高品質な生産性能
- 試運転・メンテナンスの対応
- 調整サポート
- オペレーター教育
- 高レベルな安全基準への準拠